女性起業家支援

女性は世界の生産年齢人口の半分を占めていますが、GDP への寄与率は 37%とどまっています。インターネットを活用するためのサポートがあれば、女性の起業家が社会に与える影響はさらに大きくなり、自分自身にも地域社会にも豊かさをもたらします。

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世界中で貢献度のギャップを埋めるため、Womenwill ではオンライン、オフラインのデジタル スキル習得プログラム、女性経営者のビジネスを支援するサービスの機能、女性たちが互いにつながり刺激を受けられる機会を提供しています。

Womenwill は世界中で、ビジネス感覚とデジタルスキルを磨く学習機会を女性起業家に提供しています。対面のイベント、Grow with Google によるキャリアやビジネスに関するオンライン トレーニング、Primer アプリを使ったビジネスやデジタル マーケティングのチュートリアルなどがあります。

トレーニングの規模を拡大するため、Google ビジネス グループ(GBG)と連携しています。GBG は、ビジネス オーナーで構成される独立した地域主導のグループで、地域の企業が成功できるようにウェブ テクノロジーに関する知識を共有しています。

また、Google の 2 つの中核サービスである検索とマップを通じて、女性経営者のビジスを支援しようと考えています。2018 年には、Google マイビジネスで「女性経営者」という属性の表示を開始しました。女性のビジネス リーダーはこの属性をリスティングに追加して、女性が設立した、所有している、運営しているビジネスであることを明示できるようになりました。

現在までに、Womenwill の女性起業家向けプログラムを通じて、28 か国で 11 万人の女性のデジタルスキル向上を支援しています。

起業家精神のストーリー

  • Photo of マイ ヒ キム クェン

    ベトナム

    マイ ヒ キム クェン

  • ベトナム

    マイ ヒ キム クェン

    ベトナムに住むマイ ヒ キム クェンが事業を始めたのは、彼女の夫が事故で車椅子の生活を余儀なくされてからのことでした。夫婦は、障がいのある人々が働ける場を提供するという使命を持って、フェアトレードの工房と店舗を兼ねた「リーチング アウト」を開業しました。

    リーチング アウトはその後、言葉を使わずにメニューを注文できる静かな喫茶店に形を変え、スタッフの数が 70 人を超えるほどに成長しました。ここで働く従業員たちは、車椅子のスポーツを行ったり手話教室を開くなどして、障がいのある人向けの地域の活動に積極的に貢献しています。

    ベトナムは観光業が盛んであることから、クェンは、喫茶店「リーチング アウト ティーハウス」を世界中の人々に見つけてもらえるよう、Google マイビジネスのリスティングを作成しました。現在、リーチング アウト ティーハウスは、Google で 300 件を超える高評価を得るまでになりました。星評価 4.7 を獲得したこの喫茶店を、クェン氏は誇りに思っています。

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  • Photo of マリアーニ 「メメ」 ウィジャヤディ

    インドネシア

    マリアーニ 「メメ」 ウィジャヤディ

  • インドネシア

    マリアーニ 「メメ」 ウィジャヤディ

    マリアーニ 「メメ」 ウィジャヤディと彼女の夫は、働いていた会社が倒産したため、自分たちで事業を始めることにしました。立ち上げたのは、オンライン ストアで花の売り手と買い手を結びつけるマッチングビジネス「メメ フローリスト」です。

    メメ夫妻はまず、地元の花屋たちに、ウェブでビジネスを成長させる仕組みについて説明しなければなりませんでした。ウェブサイトは 24 時間営業のお店のようなもので、新しい顧客を引きつけることができると伝えました。メメ フローリストのパートナーのネットワークが拡大すると、Google アナリティクスのデータを利用して、顧客の好みや好調な売り上げの要因を詳しく分析するようになりました。

    メメ フローリストは現在、50 の都市に 200 のパートナーを抱える事業に成長しています。デジタルツールのおかげで、メメは少ない初期投資でも事業を始めることができました。今では、家族のための時間も確保しながら、パソコンやスマートフォンで事業を運営できています。

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  • Photo of ノヴァ デウィ セティアブディ マトヴァニ

    インドネシア

    ノヴァ デウィ セティアブディ マトヴァニ

  • インドネシア

    ノヴァ デウィ セティアブディ マトヴァニ

    ノヴァ デウィ セティアブディ マトヴァニと夫は、インドネシアの伝統的な飲み物「ジャムー」を提供するカフェ「スウェ オーラ ジャムー」を 5 年前に開店しました。「最初の一歩が一番大変でしたが、次第に自信がついてきました。他の女性起業家にも最初の一歩を踏み出す勇気を持ってほしいと思います」とノヴァは回想します。

    ノヴァは 2 店目のジャムー バー「パビリオン 28」をオープン。人々がつながり、音楽を楽しんだり、映画を見たり、展覧会を開いたりできるお店です。事業の宣伝や顧客との連絡にはデジタルツールを活用しています。

    起業には多くの困難や問題が伴うことを認めたうえで、「起業することで、女性の雇用の機会が増え、女性の自立を促し、自分や家族のためにより多くの時間を確保することができます」とノヴァは語ります。「とにかく前に進んで、粘り強く、あきらめないで」と女性たちを励ましています。

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  • Photo of ドーラ イザベル ベラスケス

    メキシコ

    ドーラ イザベル ベラスケス

  • メキシコ

    ドーラ イザベル ベラスケス

    ドーラ イザベル ベラスケスはフラワー ビジネス「フローレス デ オアハカ」を設立しましたが、今では家族経営になっています。娘のモニカ ベラ カンセコがマーケティング ディレクターを務めており、母娘で力を合わせて、新しいウェブサイトと Google マイビジネスのリスティングを活用してオンラインでの認知度を高めることに成功しました。

    Google マイビジネスを利用することで、写真や連絡先などの情報を共有し、より多くの人にオンラインで同社を見つけてもらうことができます。このようなデジタルツールのおかげで、今ではメキシコシティだけでなく、プエブラ、モンテレイ、グアダラハラのようなメキシコの他の都市、さらには、スペインやアメリカなどの外国にまで顧客層が広がりました。

    ドーラとモニカは、「自分たちのビジネスをオンラインで宣伝することで新しい世界が広がった」と話しています。1 週間に 15 件だった注文が、わずか 1 年で 140 件まで増え、300% も成長しました。今後もビジネスの成長を続けて、花のもたらす喜びや愛情を世界に広めることを楽しみにしています。

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  • Photo of レオナ ワトソン

    オーストラリア

    レオナ ワトソン

  • オーストラリア

    レオナ ワトソン

    駆け出しの頃、レオナ ワトソンはヨットに乗船する料理人でした。そこで、食事と料理が人々を一つにまとめる力を目の当たりにしたのです。その経験からヒントを得て、オーストラリアで企業向けの料理によるチーム作り研修を実施する会社「チーキー フード イベント」を設立しました。

    ビジネスを始めた当初は、従来の広告手法におけるリスクと結果が出るまでのタイムラグを合理的に把握するのに苦労しました。やがて、どんな業種にとってもオンラインでの認知度を高めることが重要だと気づき、2010 年に Google の広告プログラム「Google 広告」の利用を開始しました。Google 広告 は素早く融通が利く仕組みで、予算を自分で管理でき、投資利益率をすぐに確認できる点が気に入っています。

    現在では、新規顧客企業のうち 60% を Google 広告 から獲得しています。顧客からの依頼が安定するようになった今では、料理イベントの運営と将来に向けた企業の成長という最も好きな仕事に集中する時間が持てるようになりました。

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    サウジアラビア

    ハトゥーン カディ

  • サウジアラビア

    ハトゥーン カディ

    サウジアラビアのジッダ在住のハトゥーン カディは、同国で女性たちが直面している課題を個人的に経験していました。人々が問題を克服するのに「笑い」が役に立つと考えた彼女は、「ヌン アル ニスワ」という YouTube 動画チャンネルで、生活の中の喜劇的な視点を共有することにしました。コメディという手法のおかげで、デリケートな社会問題(女性が運転する権利など)について発言し、気まずさを与えかねないトピックを親しみやすい形で取り上げることができます。

    ハトゥーンは YouTube で視聴者を見つけることに成功しました。最初の動画はごくシンプルな作りでしたが、すぐにヒットし、口コミで広がったのです。現在、その動画の閲覧回数は 140 万回を超えており、彼女の YouTube チャンネルの登録者数は 35 万人以上に上ります。

    「アラブの女性には語るべき物語があり、犠牲的な立場から力を発揮できる立場に変化できるように、すべての女性が互いの存在を認めて支え合う必要がある」と彼女は信じています。

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  • Photo of リーム ファウジ

    エジプト

    リーム ファウジ

  • エジプト

    リーム ファウジ

    中学校を卒業してすぐに働き始めたエジプトのリーム ファウジは、個人起業家として「ピンクタクシー」を設立しました。同社では「女性にとって安全な輸送を提供する」「女性の失業率を下げる」という 2 つの大きな目標を掲げています。

    1994 年にわずか 5 人の女性と 5 台の車でピンクタクシーを立ち上げたとき、リームはテクノロジーについてよく知りませんでした。しかし、この分野での専門知識を習得し、Google Play で入手できるモバイルアプリを通じてより多くの乗客と運転手をマッチングする方法で、会社を成長させることに成功しました。今では 450 人の女性を雇用しており、今後 2 年間で 10,000 人に達することを目指しています。

    「女性は仕事をすることで自分の意見を形成し、自分の強みを磨いて、課題を克服できるようになります。女性に雇用の機会を提供すれば、女性が仕事を得られるだけでなく、女性に対する社会の考えを変えることにもつながり、女性があらゆる職業で尊重されるようになるでしょう」とリームは信じています。

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